今も受け継がれる開拓者の魂ジョニー・アップルシード

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ジョニー・アップルシードJohnny Appleseed、本名ジョン・チャップマン John Chapman)は、アメリカ合衆国初期の開拓者であり、実在の人物である。西部開拓期の伝説的人物の一人として、現在もさまざまな逸話や伝説で語り継がれている。

マサチューセッツ州レミンスターに生まれた彼は、成人するとリンゴの種を携えて西部の開拓地一帯(当時の西部なので、現在のアメリカ東部から中西部に当たる)を回り、エマヌエル・スヴェーデンボリの著書を手に新エルサレム教会英語版の教えを説きながら、オハイオ州インディアナ州にリンゴの種を植えて回ったという[1]。そのリンゴはよく実り彼がよく手入れしたためどこからも歓迎された。

ヘンリー・ハウ英語版著作物には、以下のようなエピソードが記されている。

  • コーヒー豆用の麻袋外套として着用していた。
  • 壊れた鉄製の粥鍋を帽子代わりにしていた。
  • 裸足で町を歩き巡った。

彼は質素で親しみやすい人柄と行為によって多くの人に慕われ、死後も開拓者精神を代表する人物として数多くの逸話や伝説が残っており、現在も小説等の題材に取り上げられ、親しまれている。

また、そうした人格からインディアンに捕えられるもののこいつは白人だけど良い奴だということで釈放されたり襲ってはいけないとされたほどの人格者になった人であった。

1948年に公開されたディズニー製作のオムニバス・アニメ映画『メロディ・タイム』の1編に「リンゴ作りのジョニー (The old settler Johnny Appleseed and Johnny's angel)」があり、ジョニー・アップルシードを主題としている。この映画ではスヴェーデンボリの著書ではなく、単に聖書としている。また、「ジョニー・アップルシードの伝説」が広まるにつれ、ジョニーの歩いたエリアはペンシルベニア州オハイオ州インディアナ州イリノイ州ケンタッキー州と拡がっていった。

アメリカ合衆国では、ジョニー・アップルシード忌日として広まった3月11日誕生日9月26日は「ジョニー・アップルシードの日」として記念日となっている。

また、アップル製品で使われている山田太郎とかの名前の「John Appleseed」の元ネタだったり

Macの中にはApple宣言の中にあるが

Here’s to the crazy ones.
The misfits. The rebels. The troublemakers.
The round pegs in the square holes. The ones who see things differently.

They’re not fond of rules. And they have no respect for the status quo. You can quote them, disagree with them, glorify or vilify them. About the only thing you can’t do is ignore them.

Because they change things. They push the human race forward. And while some may see them as the crazy ones, we see genius.

Because the people who are crazy enough to think they can change the world, are the ones who do.

John Appleseed

 

クレージーな人たちがいる
反逆者、厄介者と呼ばれる人たち
四角い穴に 丸い杭を打ちこむように
物事をまるで違う目で見る人たち

彼らは規則を嫌う 彼らは現状を肯定しない
彼らの言葉に心をうたれる人がいる
反対する人も 賞賛する人も けなす人もいる
しかし 彼らを無視することは誰もできない
なぜなら、彼らは物事を変えたからだ
彼らは人間を前進させた

彼らはクレージーと言われるが 私たちは天才だと思う
自分が世界を変えられると本気で信じる人たちこそが 
本当に世界を変えているのだから

 

このように開拓者の代表者として今でも開拓し続けている。