TPPは実は、農家ではなく食品輸入会社の反対

日本の農業をだめにするなどで、一時ネットで反対されたTPPですが実はいうと食品輸入会社の反対派も大きいのです。

 

食品輸入会社に得しかないのが、TPPだと思われていますが日本の法律のなかに、日本で生産されているワインのうち約80%は海外から輸入した濃縮ぶどう果汁を日本国内の工場で加工して「国産ワイン」とのラベルで出荷されている(国税庁「果実酒製造業の概況」(平成24年度))。[6] 日本のメーカーが発売する低価格帯ワインの多くは輸入した濃縮果汁を日本で醸造したものである

関税と日本産よりも遠くの外国産の物の方が安く美味しく、たくさん売れるから

 

次に輸入加工食品の場合、食品が最終的に加工された国の名前が、原産国として表示してあります。

例えば、農畜水産物を輸入して、国内で味付けをした場合、最終的に加工されたのは日本なので、原産国の表示はされません。製造業者の欄には、味付けをした業者の名前が表示されます。

一方、農畜水産物を輸入して、小分けや袋詰めをした場合、国内では加工していないため、この農畜水産物を生産した国が原産国として表示されます。

メインのものを国産と強調して、他のは中国産だったりする。

 

TPPで反対することで、日本が安全というアピールし、今のまま売りやすい環境を作るのが狙いでしょう。日本の食料輸入率は40%からしてありえないので、外国産だから不味いという概念は捨てよう。