哲学の基本
哲学の入門書は世の中溢れていると思いますがこれを読んだだけでは、略奪者にはなれても哲学者にはなれません。
哲学者とは知恵を愛する人と定義されていますがそれならば大抵のは知恵を愛しています。
哲学者が研究するテーマは経済や歴史学とは少し違って、 自然 ソクラテスの無知の知、神、人間はどれだけ認識できるか?道徳、真理、美など様々なことですがこうしたことを理解するには一つの考え方が必要です。
目が見えない世界とは、未来人から見た世界とは、幽霊から見た世界とは簡単に言えばガリバー旅行記です。ガリバー旅行記とはガリバーを小人の国、巨人の国、学者の国、不死の国、馬の国へと現実にありもしない国々(日本を除いて)に漂流させ、人間を様々な角度から観察、風刺している物語で、見方を変えれば未知な世界へ旅立つ物語です。
哲学者もこれと似ています。議論をしたりして違う価値観に触れるでしょう。しかし知恵を愛するものとしては頭ごなしに否定はしてはいけないのです。
哲学とは基本は暇人の学問基本はすぐには役に立たないです。あってもなくてもいい学問の代表ですが食べ物で例えるとスルメみたいにかめば噛むほど味がある学問ですよ