ポピュリズム批判は無意味か?
多くが大衆迎合主義と訳されているポピュリズムですが、それを考えなしで批判するということは逆に考えると自分は多数派よりも上であると決めつける考え方にもなってしまいます。
ポピュリズムとは民主主義が生み出す現象である。
日本でシルバーデモクラシーと何年も騒がれていますが、選挙とは極論言ってしまえば多数派が少数派を排除してしまう仕組みですが、彼らに対して普通にメリットを言って選挙活動してもポピュリズムにはなりません。
シルバーデモクラシーという名前がつくだけです。
ポピュリズムが使われるものは既得権益を解体して大衆に何かメリットをとく政党が多いようです。
彼らは既得権益を破壊するととにかく言って支持を得てきました。
維新の会がポピュリズム政党だと言われた理由は「大阪都構想は大阪の将来を左右する。だから住民投票で住民に決めてもらう。議会が否決するような話ではない。」「住民投票で住民に決めてもらう。議会が否決するような話ではない。住民が判断する。」「最後に住民投票。みなさん、政治家が決めれることには限界がある。」という発言でしょうね
彼は立候補して首を取ればいいですよと言ってましたが多分根本的解決にはなりません。
ローマ帝国のポピュリストに
カエサルという人物とアウグストゥスがいますが、カエサルはみんな知っての通り
ブルータスに殺されています。アウグストゥスはカエサルの後を継いで皇帝になってしまいました。
実際問題カエサルもアウグストゥスもほぼ権力を握っていたため社会問題を解決同じことが起きるという象徴なのかもしれません。
ポピュリズム批判が出たら社会の問題を見つめる良い機会なのかもしれません。そもそも不満がなければ現状維持が一番いいのですから