デパートの店売りなんて表の顔にすぎん。

自分が就活していて、たまたま百貨店に質問しに行ったら儲け方のサイクルがなんとなくわかってしまった。うちは御用聞きに回って行く人を求めているので高いコミュニケーション能力を持った人を求めている的なことを言っていた。実際は高いホスピタリティ精神を持ってとか、お客様を笑顔にするやりがいがある仕事ですと言っていたがようは御用達ということで納得して帰った。

帰って調べてみると
セレブ向け外商部門
百貨店の真の姿はこっちとも言われ、店売りなんて表向きの姿に過ぎない。ここでは選りすぐりの外商部隊が全国の山の手に構えるセレブに向かって、型録片手に揉み手をしながらご機嫌を伺う。何せ、このセレブという人種はおばちゃんみたいに貪るだけ貪って、何も買わないような真似はせず、定価だろうが割り増しだろうが、高級感さえ与えればどんどん買ってくれるので、百貨店にとっては格好の鴨、もといお得意様なのである。
妖怪ウオッチの転売してなくなった時には苦労したが、人気商品が出るとつらいようだバブル期にできたものみたいで、金持ちはここで買い物をしているみたい。

ただし、世代交代してからは離れつつある。税務局が目を付けたり、富裕層に対して国の目が厳しくなったこと、ネットでもサービスが得れることから、収益が落ちてきている。ニューリッチとはリッチからリッチなのかもしれない。デパートの売り上げが下がったことはこうした客が減ったからではと予測する。こうしたサービスはロボットや単純労働型の移民でまかなえるものではないので今の百貨店はジレンマに陥っている。金持ちが増えても昔のようにはならないので復活は別の形になるでしょう。