この世界が嘘だと自分だけが知っている。

よく、政治家を嘘つきと批判しているのをネットや本で見かけますが恐ろしいと思います。例えですが、名前がないときになる人がいるようなので書いておきますが、自民党支持者は、民進党支持者について嘘つきと言った。民進党は、自民党支持者を嘘つきと言った。見ていた維新の党支持者はどちらも嘘つきと思いどこかへ行き自分だけが二つとも嘘つきだと知る。

 
対立している両者をよく見るのは嘘つきという言葉です。どちらも嘘つきを倒そうとか、嘘つきは信じてはいけないと言いますが、何も考えずに見るとおかしいとわかります。 
 
このタイトルは「自分だけが異世界であることを知っている」からヒントを得たものですが誰だって自分だけが知っている。ものはある。異世界にいかないでも引きこもれば異世界に行けるし、そんなに異世界にいきたいならば外国に行けばいいですし日本の別の場所も異世界です。異世界転生したいのはそうしたことよりも織田信長みたいな立ち位置に楽して立ちたい。生まれながらに天才と言われて誰もこいつの発想や視点についていけないと言われてチヤホヤされている本が多くありますが、チヤホヤされたいばかりにひどい行動をとる異世界転生者が書かれている本もあります。転生した自分は優れた人間なので自分以外は全て下民とかそうした承認欲求の塊の作品もありましたが、他人を嘘つきと思い自分を万能だと思い込んでいました。そうした人はよく他人の話に傾け、仲間を集めた人に倒されていきました。
 
そんな極論はおそらくないでしょうが批判したいのもわかるが、相手を貶しても何もいいことはないよ、見てもらわないとそもそも意味はないし対立すると見てもらいやすくはなるがどの政党を支持していても信者と言われる現状は、少しおかしい。