芸能人のSNSを乗っ取るハッカー逮捕。

金子容疑者は、ターゲットとした芸能人の名前や生年月日などからパスワードを推測し、Facebook(フェイスブック)やiCloud(アイクラウド)のアカウントに侵入していたそうです。

そして容疑者はハッキングして何をしていたかというと、家族や友人との写真などプライベート写真を見ていたそうです。その犯行動機は「ハッカーにあこがれて、他人のアカウントを攻略する達成感を味わいたかった」「本人のページに保存されている画像や電話帳を見て雑誌などで取り上げられている情報が本当かどうか知りたかった」とのこと。

以前からSNSだけでなく、例えばクレジットカードや銀行口座の暗証番号などもセキュリティ対策のため、自分の生年月日とは関係のない番号を設定するよう呼び掛けは常にされていましたが、今回の事件で容疑者が「名前や生年月日から推測して侵入」していたことから、やはり今だにIDやパスワードを自分の名前や生年月日など、他人にもバレてしまいやすいものを設定してしまっている人が一般人だけでなく芸能人の方にも多いようです。

オリンピックに向けて、サイバーセキュリティの人材が足りていないと言われているが、こんなに甘いと専門家を雇うことよりもまずは基本的なことから始めた方がよさそうである。20万人というのは、みんなのリテラシー不足からくるツケなのかもしれない。