何故?テレビが左翼の考え方を報道するか?

右翼からすれば、テレビが左翼の考え方ばかりで陰謀かなにかあるのかと思うのでしょうが自分が陰謀を仕掛ける側の人なら馬鹿でもわかる陰謀なんて仕掛けません。

 

どうして、テレビが左翼の考えを報道するのかというと単純にみんなが分かりやすい物語を作れるからです。国とか企業が突然自分たちの日常を破壊するという光景を見て視聴者はかわいそうとか、助けなければとか、許せないとか共感が持てます。ブラック企業問題、誤認逮捕による警察不信、脱原発、沖縄基地、慰安婦とかはこの論理で動いてきました。

 

一方右翼には、テレビに訴えかけるものは景気、慰安婦北朝鮮のミサイル、中国の侵入しかなかった。景気は企業がこれまでの方法が通じないからこれからは規制緩和や技術革新とかして発展しないといけないという物語が右翼側にあり、慰安婦も朝鮮の出鱈目だったから認めないという形や外国から不当に税金使われているという考えから敵視するようになっていく、伝統的家族観とかになると最早難しいものになる。 

これで見えてきたと思いますが右翼と左翼は似て非なる存在です。思想や考え方に違いはありますが、朝鮮人出ていけと安倍死ねという人は同類なんです。それでもどうして左翼の方が報道が多いのかというと報道しやすいからという答えと、運動家がテレビにそうしたものを紹介したからというものもあるでしょうが、分かりやすいストーリーとしては右翼よりも左翼の方がテレビは報道しやすい。