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ニコラ・テスラ

ニコラ・テスラは真に天才科学者だった。だが、天才はその時代には中々
 受入れられないのが常である。彼の才能は狂気と混同される事さえ少なく
 なかったのだ。

1856年7月10日:クロアチアで生まれ(セルビアの正統の聖職者の家族の中の第4子)

1880年プラハ大学に学ぶ。このときは交流電磁誘導を思いつく。

1882年プロトタイプ完成

1884年:ニューヨークに渡り、エジソンのもとで働く

1887年4月:研究所Tesla Electric Light Companyを設立

1887年10月:交流電源の特許が受諾される

1888年5月16日:アメリカ電子工学学会でデモ

1888年:循環磁界の発見。超高周波発生器を開発。

1891年:100万ボルト出力の高圧変圧器を発明

1893年:無線トランスミッターを開発

1905年:ジョン・P・モーガン依頼の無線放送の電波塔が竣工

1930年RCA corporationで国防に関わる機密品の開発に携わる。またエジソンとともにに与えられたノーベル賞を拒否。

1943年:死去

 

 

 ニコラ・テスラという。

今日彼の名を知る者は少ない。電気工学の知識を持つ者であれば、交流の実用化に貢献した「テスラ・コイル」の発明者として、テスラの名に触れた事があるかもしれない。確かに手元の百科事典を引いてみると、ユーゴスラビア生れの電気技師、発明家としてのテスラについて何がしかの知識を得ることは出来る。火花放電を利用して数百kvの高電圧を発生させ、自由に送電する事を可能にしたテスラの業績は、今日の電気事業の発展の上で計り知れないほどの業績である。

 

ここで彼は1200万Vに達する電圧を発生させる事に成功した。この拡大送信機が凄まじい放電の火花を飛ばす傍らで平然と読書するテスラの写真は、マッド・サイエンティスト・ファンなら一度は目にした事があるだろう。
 拡大送信機は、高周波振動の共鳴にする増幅作用を用いたものであり、それは丁度、小さな雪玉が斜面を転がる内に巨大に成長するプロセスを電気的に行ったものであった。だが、テスラの真の狙いはもっと遥かに壮大な事だった。
 彼はこう考えた。若し地球自体の定常波を見出す事が出来れば、拡大送信機の高周波と地球との間に共鳴を起す事が出来る筈だ、と。つまり彼は、地球全体を導体としてエネルギーの発生、送信を行おうとしたのである。もしそれが出来れば、莫大なエネルギーを低コストで発生させる事が出来、又自由に世界中に送る事が出来る筈である。そうなれば電信電話は勿論、あらゆる情報やエネルギーが世界中に伝達される巨大な情報ネットワークが形成されるのである。

 

近年、エジソンではなく彼にアメリカが脚光が浴びたせいかテスラモーターズみたいに彼の意思を引き継ぎどこでも使えるエネルギー、情報を目指した経営をしているそうだ。東芝など彼の発明したものを製品化した企業が多い。