キング牧師は冷戦勝利の功労者と思う

主観がかなり入ることになりますが、アメリカがソ連に勝利できたのはキング牧師みたいに非暴力で黒人の差別に立ち向かっていたことが大きいだろう。

 

当時のアメリカでは、黒人は学校やトイレなどの公共施設は白人用黒人用と分けられており黒人が間違えて白人用に入ってくるならばリンチされても警察沙汰にならなかったことが多いとされている。司法も白人が黒人を殺しても罪を軽くしていたことが多くありそうしたことにかなり不満を持っていた人も多い。

 

当然過激派も当時多く、たくさん暴動も起きていました。黒人は白人よりも優れているから制度によって白人が縛れるようにしたという考えもマルコム・Xによって生み出されていた時代ですし、何よりもいくら成績が良くても弁護士や医者にはつけなかった。

 

冷戦問題と今のところ関係ないように思えるが、キング牧師が活動する前の時代はマッカーシズムが吹き上げられ共産主義者を次々逮捕していった時代である。黒人が共産国家を作る指導者がいたら第二次南北戦争が起きていた可能性がある。勝っても負けてもアメリカは国力低下して冷戦がずっと続いてた可能性もあるし、最悪共産主義になっていた可能性もある。ソ連からすればキューバ以上や東ドイツ以上に歓迎したい同胞でしょう。

 

暴力による革命は、気分はいいただ国力低下する上に憎しみの連鎖が絶えないということが起きるので最終手段とするべきだ。