全て自力で成し遂げてきたと思っているの?

他力本願という思想について一つ書き記そう。他人に依存するという甘いテクニックでもない。むしろ自助努力の行きつく先にあるものが他力本願である。人間は自力でできることは少ない。精々、少しいじれる程度だ。

いきなり、こんなことを書いて驚いた人も多いでしょうが、真実世の中はそうなっている。生まれる場所、その体の健康状態、社会それを誰も選択はできない。選択してここに来たという人がいればそれはそれで素晴らしいが、そうした人に救いは必要ない。異世界転生で無双する人とかのように自分のことがわかっているのだし、すがる必要もないから。

イデアを思い付いたとよくあるが、一体そのアイデアはどこから来た。ずっと部屋に閉じ込められていて瞑想していてできましたか?多分多くの人は働いたり、どこかの景色見たり、読書している記憶からアイデアが出てきたと思います。そしてそれを形にするのも社会の反対にあったらできません。ノーベルもエジソンも金になるからした。もし彼らの生まれが別のところだったらアイデアだけで終わっていたかもしれません。

ネットも一種の他力の恩恵の一つです。ネットの知識を信じないというのは大勢の人には不可能ですし大勢の人によってできてる。ただし、多くの知識にアクセスできます。車や乗り物に乗るのも他力の恩恵の一つです。ただし歩くよりも走るよりも目的地に楽に行けますしかし道路と車がポンコツだともろいものです。こうしたインフラのおかげで努力をしやすくなる。そう考えることもそもそも親や様々なモノの恩恵かもしれない。

健康な体で日本国籍持っていて差別されない家庭に生まれている人は生まれてすぐに他力の恩恵にあずかっている。努力できるのも才能というがそれならば自助努力の行きつく先はここになるのかもしれん。