ニセモノだらけの時代だからこそ

前に、ホリエモンのニセの記事がNPで流布していたころ、コメント欄で、本人が名乗ったあとから好き勝手に有名人を使って記事にするのは嫌いとかいう人が出てきました。

こうした文を見ていて滑稽に思える人もいるでしょうが、ネットではたくさんのニセモノが存在します。有名人の写真をのせて物を紹介したり、情報を売ったりしているのだから、あいた口がふさがらない。

ニセモノ自身は、金が手に入り、自己陶酔に陥る瞬間もあるかもしれないが、いつもニセモノであることを意識している。そしてネットでは、本物と信じている。これは、ネットのみんなをバカにすることです。これほど面白いことはない。もしニセモノを作ってまで記事を作る人なら、『絶対こいつをみんなに見てもらうぞ』という精神で、ワクワクして書くでしょう。しかし、ネットには文しかないためあなたは信頼して、広めていくでしょう。

嘘だと知ったとき、あなたは怒るか知ったかぶりをするかどちらかをするかもしれないが、あなたは以前にニセそうしないとモノを広めたか自分も共犯者になったという恐怖に駆られる。今の時代は、誰しもデマのなり手となりえるのだ、一見安定していると思える価値観は実は脆いのだ!

わかりやすいニセモノというのは、こうしたことを教えてくれる。あまりにもできが悪いニセモノは笑いましょ