政治家は、嫌われまくっても良い

政治家で過激な発言をしている人がいますが、選挙の仕組みを考えれば当たり前かもしれません。何しろ批判をどれだけされてもそれで消えるどころか、逆に有名になるし何よりもリスクというリスクが存在しません。(政治家になって欲しくないマイナス票とかないから)今の時代では嫌われても擁護する人がいる限りは、広報してくれる人はどんどん出てきます。

既得権にしがみつく人間を許さない、一億層活躍、日本を取り戻す、ブラック企業にお仕置き、憲法守れ、老害ゆとり世代と決別する、戦争法案、日本死ね、日本を守れ、真面目な人が得する社会、普通の国へ、景気へ全力、TPP賛成・反対など短い言葉で訴えていた方がどれだけ叩かれても本、ネット、マスコミにのる機会も増えるし一つ一つ誤解もしやすいし言いたいことを大きな声で言ったから結果的に世論を動かしているように見えるのです。

ここでモラルがないとか言う人が出てくるでしょうが、簡単なこと今の法律ならばその人に入れなければいい。過激な発言をする人が悪いならば反対することが普通の人ですし、世の中そうはならないから過激な発言をする人が増えているだけだし、メリットがあるからそうするとしか思えないのが自分の感想である。

政治家は、極論当選するためならばあらゆる手を尽くすのが大前提とすればこうしたことをする人が増えても仕方ないと正直思ってくる。過激な発言で批判されているトランプも支持率を集めるには、とにかく目立たなければという心理がある。不支持が多いのに高支持率なのは嫌われても良いことを示している。