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吸血鬼気分を味わう方法

吸血鬼、空想の中の生き物ですが、実はそれらしきものは元になったドラキュラ伯爵のように存在するのです。紅茶からアプローチを掛けていきます。

紅茶の世界史

17~18世紀絶対王政化のヨーロッパ社会で、紅茶を飲むことが、上流階級のステータスを示すブランドとして流行。

東インド会社が、インドや中国と交易を展開

ヨーロッパ各国は紅茶に入れる砂糖を入手するために、黒人奴隷を運搬し、カリブ海周辺で奴隷制プランテーションが砂糖生産が展開

イギリスは紅茶輸入のため、清の銀流出に悩み、その解決策としてインド産アヘンの清への密輸を展開

1840ばれてアヘン戦争して勝利する。

紅茶だけでも血塗られれているのに砂糖は

プランテーションなどに黒人奴隷は投入された。鞭に打たれながら奴隷たちは、サトウキビの収穫から砂糖の精製まで流れ作業のような各現場に当たっていた。疲労した奴隷が搾取機に腕を挟んでしまうことはよくおこり、腕を切断する剣が機械の横に常時置かれていたという。17~19世紀にアメリカで死亡した黒人奴隷は1000万以上に達した。

現代でも

インドの茶園(エステート)では、半奴隷的農民による茶のモノカルチャー(単一栽培)が強制化されていた。そのため食料は生産できず、食糧不足が深刻化し、ちょっとした天候不順や不作が大飢饉を生むインド的現象が形成されてしまった。
 又、セイロンの茶園には多くのインド=タミール人が強制連行されて働かされていた。セイロンが独立した後には、その労働者たちはセイロンからもインドからも市民権を与えられないという事態が発生し、約100万人もの人々が無国籍状態になってしまった。

 現在スリランカは、国の70%を占めるシンハリ人と、タミール人が内戦状態にある。シンハリ人が仏教、タミール人がヒンズー教という宗教の違いによる交戦である。この原因は、過去のイギリスがとった政策に起因しているのだ。

 イギリス本国に莫大な利益をもたらした一方、植民地となった国ではその後も引き続きモノカルチャーかをもたらしたり、民族紛争を起こしてしまうなど、今でも深刻な影響を残している。



どうでしたか?

これほど上品な飲み物でウェッジウッドの陶器とか砂糖入れとか、上流階級のステータスのシンボルとなった物なのに
血塗られ、憎悪され、欲まみれの物になった物は中々ない、吸血鬼というのもあながち間違っていないと思うよ