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堀江貴文の仕事術 6か条

1. まず、大企業に入れば安泰だなんていう幻想は捨てること。
大企業に限らず、安定している仕事なんてありますか? そもそも仕事って、安定していればいいものでしょうか? 大企業なら大丈夫と思っている人は、空気に流され、世間体を気にしているだけです。だって、大企業なんて、別に安泰じゃないですから。冷静に世の中を見ていれば、わかるはずです。それでも、そういうふうに考えてしまう人は、みんなと同じにいれば大丈夫、と思っている。つまり、ぬるいコミュニティに生きているだけです。でも、みんなに流されながら、面白いことなんてできません。

2. アイデアなんか大事じゃない。やりたいと思ったらまず動く。
本当にすごいアイデアなんてめったにない。大事なのは、やりたいと思ったらすぐに一歩踏み出すこと。どうしてもやりたいことがあって、うまくいくと思っているなら、すぐに始めないほうが不思議なくらい。僕はそうやってきたし、「踏み出す」という意識すらしたことがなかったかもしれない。失敗を恐れる必要なんてまったくない。失敗するとリスタートするのが大変になる、というリスクありますが、若いうちなら、そのリスクも小さいですから。

3. 誰かに喜んでもらうことこそが、ビジネスのモチベーション。
いつも、面白いビジネスをしたいとシンプルに思っています。世界70億人のうち何人かが―—できれば多いほうがうれしいですが――僕たちが作った技術なりシステムなりを使って、「面白いね」「役に立ったよ」と言ってくれたら、うれしいと思う。誰かに喜んでもらえたらうれしくなるというのは誰しもが持っている感情だし、それが僕のビジネスのモチベーションです。それは、宇宙開発も含めて、今、僕の会社がやっている事業すべてに言えることです。

4. 自分のヒエラルキーが下ならば、自分が上に立てる別のヒエラルキーを作る
僕は子供の頃、勉強はよくできたんですけど、運動神経が悪くて、休み時間のドッチボールが大きなストレスだった。それであるとき、「そうだ、ドッチボール以外の遊びを流行らせればいいんだ」と考えて、運動の要素もありながら知的な能力が要求される遊びを流行らせた。もちろん僕がいちばんルールをよく知っているから、勝てる。そして、みんながその遊びに慣れてきて、自分が勝てなくなってきたら、また新しい遊びを流行らせる。つまり、自分があるヒエラルキーの下の方にいるなら、自分が上の方に立てるヒエラルキーをつくればいいんです。新しい市場をつくる、ということかもしれない。とにかく、わざわざ自分が不利な立場にいなければならないところで戦うなんて、意味がないです。

5. 物事を立体的・多面的に見る
昔こういうことがありました。1998年のW杯最終予選観戦のために、マレーシアのジョホールバルに行くことになり、飛行機の手配を部下にさせたら、「無理です、クアラルンプール行きの飛行機が取れません!」と言うんです。でもね、ジョホールバルって、橋を越えたらシンガポールなんです。飛行機もシンガポール行きならたくさんある。だから正解はシンガポールに飛んで、バスで移動すること。ジョホールバル=マレーシアという先入観を取っ払って、なんで一度地図を見ないのか、と。情報を集めて、立体的、多面的に考察できるかどうかが、すごく大事なんです。

6. 持っている資格や能力に縛られない。
人は、資格とか能力を持っていると、不思議とそれを活用しなきゃ、もったいないと思い、それにしばられてしまう。でも、縛られなきゃいいと思う。「私、この資格持ってるから、これを活かした仕事がしたいんです」という人がいますけど、資格を活かそう、と考えた瞬間に、やれることの幅がものすごく狭まる。その人の能力は、もっと他のところにあったりするのに、「苦労してとった資格だから」と考えると、自分で可能性を小さくすることに。未知の能力を伸ばすチャンスを失うことにもなりかねません。