ISの対応で出てくる普通とは何か?

自分はよくテロで普通の対応と言っている方がいますがそもそも普通とはなんでしょうか?どうでもよいことでかもしれませんがこれを深く考えていかないと戦前のイギリスやフランス、ナチスやイタリア、ポーランド、清や朝鮮国などの国と同じ間違えを世界規模でするかもしれません。

 

清や朝鮮がどうして滅びたかというと軍備や産業以前に彼らの上層部は偏見を持っていました。儒教華夷秩序という皇帝中心の中華思想で周りを下に見軽蔑した結果、欧米のみだした学問や技術を取り入れる改革は中途半端に終わったし、負けるまではしようとすらしませんでした。これを考えると負けて初めて何か知るみたいだし人の意識はそう簡単に変わらないのが分かります。

 

次にイギリス、フランスはドイツに対して一次大戦後戦争をしたくなく宥和政策をナチスに対してとっていました。しかし第二次世界大戦で被害者にされているポーランドは意外なことにイスラエルみたいに軍備を増強しドイツに侵略しようとしてもおかしくない程度の軍備を整えていてドイツから見たら危なかったし、ヒトラー人気やイタリアのムッソリーニも領土に支えられていたという物も大きい領土割譲が良いか悪いかは別として根本を見ていなかった。

ではテロにどう対応するのが正しいか、極端な話空爆をするならば世代が交代するぐらい占領をして何年もインフラサービス整備して教育という名の洗脳すればGHQのように成功するでしょう。武力による報復を唱えている人はこれくらいの覚悟でやらないとテロの種を増やすだけでパレスチナイスラエルのように長い間紛争してきた歴史のような目にあうでしょう。

次に受け入れる、これは難しいがやってみる価値はあるでしょう。移民たちがどれだけ頑張ってもイスラム教というだけで差別されたり二世三世も日本も在日韓国人を差別していた時期があったように、構造が悪かったのではないのでしょうか?極端な例コーランを焼くイスラムはDNA的に見ても頭が悪いとか差別的な発言は多数あります。こうした社会背景が生み出して来たのではと考えます。隣人のイスラムを受け入れないでテロ対策だけしても生きるか死ぬかの戦いになってしまいます。

 

実際にテロを起こした原因はわからないイスラエルの恨みかもしれない、野心かもしれない、石油が欲しかっただけかもしれない、独裁政権からの解放だったのかもしれない様々な利害が絡み合ってできている可能性がもうある。アノニマスが反対したのも本質的には似ている組織だからだと思う。理念をみんなで共有し動くところや世界規模で活動するところは似ています。

 

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