正義とは利用されるためにあるものだ!
禁酒法制定になったきっかけの一人としてとある一人の女性の正義があります。その女性の名前は、キャリー・ネイションと言いますが、この人は活動家としては成功した方でしょう。
彼女が、禁酒運動した理由として有力な説は父と夫が重度な酒飲みで苦労したらしく酒が悪魔の飲み物だと思い込んだみたい。
最初は普通のデモ活動みたいなことを酒場の前でしていたが、効果が実らないことに対して祈りをささげ神からカイオワに行け」という声をカイオワの酒場という酒場に投げつけ、それらを粉砕しろと受け取って実行した後竜巻がカンザス州東部を襲い、彼女の行動が神から認められたと確信されたらしい。
その後どんどんエスカレートしていき、まさかりで酒場を襲撃していくことで知名度があがりますが、まさかりで樽を壊していくという演劇に使われたり、彼女の敵である酒場や酒蔵メーカーからもそのエネルギーのすごさから「キャリー・ネイション・ウィスキー」という名とか彼女にちなんだ酒が皮肉にも生まれてしまいましたし、バーがまさかりをつけて宣伝をし始めました。
勿論こうしたことは犯罪ですが、今のメディアを見ていてもわかるように市民に共感される犯罪者で書けば売り上げが伸びそうだっな取材対象だったことと、そして政治家がは有名人だから利用しようとしたからこそ長い間活動できたと思う。
第一次大戦に利用されたり、本来の趣旨から大きくズレた現実や禁酒法のおかげで大もうけをしたアル・カポネを見たらどう思っただろうか?